2023年6月17日の午後
仙台市若林区にある海岸で
男女2人が沖に流されてしまう水難事故が発生しました。
また、事故が起きた場所は
遊泳禁止施設であったことがわかりました。
今回は、仙台市の海岸で事故が起きた具体的な現場と
なぜ、その場所が遊泳禁止であったのか?の理由について
調査した内容をまとめてみました。
深沼海水浴場の地図・場所
今回、水難事故が発生した場所は
仙台市若林区荒浜にある
であることがわかりました。
水難事故があったのは、
仙台市若林区荒浜の深沼海水浴場です。
引用元:仙台放送
地図やストリートビューで見る限りでは
キレイな浜辺・海のように感じますね。
夜の夕焼けとか
とてもエモそうですね
2011年から遊泳禁止となっていた
水難事故が起きた現場である
深沼海水浴場ですが
実はこちらの施設は
東日本大震災が起きた2011年以降から
ほんの一部の期間を除いては
遊泳禁止の施設とされていました。
にも関わらず、今回
水難事故に見舞われてしまった男女2人組は
と語っています。
遊泳禁止施設で
泳ぐべきではないですね…
【理由3選】なぜ遊泳禁止となったのか?
しかしなぜ、深沼海水浴場は
遊泳禁止施設となってしまっているのでしょうか?
その理由について、調査した結果
3つ挙げられました。
①東日本大震災の影響を受ける
②再開するにあたっての課題が残ってしまっている
③離岸流が発生しやすい!?
それぞれ深堀りして確認していきましょう。
①東日本大震災の影響を受ける
深沼海水浴場ですが、
宮城県の仙台市に位置しているということで
2011年に発生した東日本大震災の影響を
大きく受けてしまった施設でありました。
それまでの深沼海水浴場は
風光明媚な海水浴場でしたが、
東日本大震災により被災してしまい
海岸周囲の様子が一変する形となってしまいました…
前は、荒浜の集落とクロマツ林を抜けた先に広がる
風光明媚な海水浴場であったが
東日本大震災により被災し周囲の様子は一変。
引用元:Wikipedia
その影響を受けてしまったことにより
現在もなお、海水浴場の運営復旧までに至っていない状態となっています。
②再開するにあたっての課題が残ってしまっている
また、なかなか深沼海水浴場の開設を再開できない理由として
・避難場所の確保
・海水浴場の運営面
といった課題が残されてしまっています。
もし、また東日本大震災のときのような
津波の災害が発生してしまった場合に
避難先となる場所が、震災遺構となっている
しかないというところが懸念されています。
また、海水浴場の運営は
自治体の方が中心となって行なっていましたが、
大震災以降、深沼海水浴場近辺の一帯は
となってしまい
海岸の近隣に住むことができなくなってしまったため
運営がままならなくなってしまったのも大きな要因となっています。
海水浴場の本格再開は容易ではない。
まず津波発生時の避難先は
震災遺構となっている荒浜小しかない。
また、海水浴場の運営は
自治会が中心となっていたが、
一帯は人が住めない災害危険区域になった。
引用元:朝日新聞
引用元:仙台市
多くの地元民から愛されていた海水浴場だけに、悲しいですよね…
いつの日か、以前のように
海で泳ぐのが解禁される日を
願うばかりですね
③離岸流が発生しやすい!?
そして深沼海水浴場は
離岸流も発生しやすい海岸として有名です。
離岸流とは、
海岸に打ち寄せた波が沖に戻ろうとする時に
発生する強い流れのこと。
引用元:ウェザーニュース
おそらく、今回水難事故が起こってしまった原因の1つとして
この離岸流が発生したことによる可能性が高いと予測がされます。
遊泳禁止施設で泳ぐのは危険!
今回、この深沼海水浴場で起きた水難事故ですが
現場は遊泳禁止であったにも関わらず
泳いでしまったがために起きた事故であると判断がされます。
遊泳禁止施設ということなので
周りに人も少なかったでしょうし
安心して海で泳げるための整備などもされていなかったでしょうから
非常に危険な行為であったと推測されます。
確かに、暑かったから泳ぎたかった…
という気持ちは大いに理解できますが
遊泳禁止とされている以上、
しっかりルールは守るべきであったと感じますね。。
そういった、いっときの感情に振り回されなければ、
ここまで大きな事故には発展しなかったと思います…
悔やまれます
最後までお読みいただきありがとうございました!
それでは次回もまた
よろしくどうぞ!!
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